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毒親育ちの日々毒抜きブログ

やり場のない怒りと悲しみの原因は「毒」だった。負の連鎖を止めるべく、毒抜きはじめます。

児童相談所は、虐待を根絶できるのか

日本には、虐待を予防・阻止するための児童相談所全国共通ダイヤルがあります。

1 8 9
イチ ハヤ  ク

です。

189に電話をすると、近くの児童相談所に自動でつながるようになっています。”相談所”というくらいですから、虐待の事実がなくても気軽に相談できます。

児童相談所全国共通ダイヤルについて|厚生労働省

  • あの家の子は、もしかしたら虐待を受けているかも知れない
  • 私は、自分の子供につい手をだしすぎてしまう。これは虐待なのでしょうか…?
  • 知人が子育てに関して悩んでいて、飽和状態のようだ。

こう思っている方で、誰にも頼る人がいない場合は、電話して意見を聞いてみるのもよいかも知れませんね。

・・・と、偉そうなことを言いましたが、正直、私は児童相談所が虐待を解決してくれるのか、半信半疑なところがあります。

その理由を、外面の良いうちの母親のようなケースで想像しながらご説明します。

 

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今まで一緒にいて母親を見てきた限りですと、母親は私に虐待をしていないと言い張ります。全力で。

なので、私が小学校を卒業するまでの間に誰かに児童相談所へ連絡されて、家の実態を調査されることになったなんていう事態になったら、それこそ調査に来た人に胸をはって「うちは虐待なんて、、、絶対していません!」と言うでしょう。

「私は小さな頃からこの子に丁寧な教育を受けさせてきました。きちんとした子に育ってもらいたいので、環境を整えて、より良い生活が送れるように家族一丸となって努力しています。たまにね、言うことをきかないとカッとなってしまうこともありますが、ね、おこ^^(私に笑いかける)。ですが、この子はきちんとやってくれますし、いい子です。真面目で学校でも先生にほめられて、先生には『どのようなしつけをされているのですか?』と聞かれるくらいで。虐待なんて、、、人のすることではありません。」


など。あくまで想像ですが、よくしゃべる人なのでこれくらいはスラスラと言うでしょう。

確かに、幼稚園から小学校までは私立で結構良いところでしたし、習い事もさせていて、母も子も家以外の場所へ頻繁に顔を出しています。一見きちんとしてそうですよね。

お母さまの怒号と泣き声が聞こえてきたというお電話があったのですが、それは事実ですか?と聞かれたらきっと、

「周りの人はうちのことを何も知らないで連絡されたみたいですけれど、どのような方なのでしょうか?子供のいる家庭なら、月に何度かはこのような場面はあります。うちだけが悪いのですか?電話された方が神経質で、たまたま耳に入ってびっくりされたのではないですか?そもそも、どなたですか?」

と、怒りをあらわにするか、を流しながら「信じられない~おーん」とショックを受けたように泣くでしょう。



児童相談所の人は、小さな私にも質問してくださるかも知れません。「お母さんに何かされたの?」とかでしょうか。

でも、小さな私は答えられたでしょうか。コントロールされて怯えて過ごしたあの頃のことを考えると、高学年であったとしても、こう思ってしまうと思います。

「今家のことをバラしたら、お母さんだけが悪者になって可哀想だし、おこの家での居場所がますますなくなる。」


こうしていまいち状況がつかめないまま時が過ぎ、児童相談所の人は「様子見」ということで帰っていくでしょう。

そして、母親の虐待は外に声が聞こえない場所で行われるようになると思います。

虐待は、こうしていつまでも家の中にはびこるのです。

児童相談所の方々は、一生懸命お仕事をされているのかも知れません。でも、虐待を受けた経験のない人が、加害者の気持ちを受け入れ、その人達を心から説得できるとは思えません。正論ばかり並べたところで、つっぱねられて終わりです。だから虐待はなくならない。毒親に正論は通用しないのですから。そして、毒親もある意味、親から虐待を受け継いだ被害者だったりするのですから。

虐待を見抜くことや加害者に事実を受け入れてもらうことは、それだけ難しいことなのだと私は思います。

日本の虐待の現状についてはまだ言いたいことがあるので、またの機会にでも書こうと思います。

 

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